KDDI株式会社、株式会社STYLY、monoAI technology株式会社、REALITY XR cloud株式会社の4社は、複数のメタバースプラットフォームが連携した日本最大級のメタバースアライアンス「オープンメタバースネットワーク」を発表した。
本アライアンスでは、企業・自治体がメタバースの活用を検討する際、4社が提供するメタバースプラットフォームの中から最適なプラットフォームを提案するほか、複数プラットフォームでの連携企画やメタバース空間の構築、CGや3Dモデルのコンテンツ制作など、コンサルティングからイベント企画・空間コンテンツ制作までを一気通貫で提供する。
今後は、各社が持つプラットフォームの特徴を掛け合わせながら、国内のみならずグローバル展開を予定するほか、将来的にはプラットフォーム間の相互データ連携を実現するオープンメタバース構想を目指すとしている。
また、ショーケースイベントとして、2024年3月15日から3月31日までの期間、各プラットフォームが連携し同じコンセプト空間でエンタメイベントを楽しめる「Sakura Virtual Fes 2024」を開催する。
オープンメタバースネットワーク概要
1.実施内容
(1)コンサルティング/企画
・利用企業の課題創出とメタバースならではの解決方法を提示
・各企業のニーズにあわせて、4社が提供する特徴的なメタバースプラットフォームのなかから最適なプラットフォームを提案
・より幅広い訴求として複数プラットフォームでの同時展開にも対応
(2)空間構築
・メタバースの空間構築(既存メタバースの空間活用、または企業オリジナル空間の構築)
・オリジナルアバターやグッズなどの3Dモデル制作
(3)空間運用・イベント企画
・リーチしたいターゲット層に適した、出演者提案や番組制作などのイベント企画
・複数利用ならではのお互いプラットフォームを行き来できる連携イベント
・各サービスメディアやSNSでのPRマーケティング、アバターの動態データや利用者の属性情報など空間内利用者の情報分析
2.各社の役割
◎KDDI:
事務局(総合窓口)、コンサルティング、メタバース/デジタルツインの制作
◎STYLY:
現実の都市空間や生活空間へのXRコンテンツの制作・配信
◎monoAI technology:
ウェブメタバースの空間制作
◎REALITY XR cloud:
メタバースイベント空間制作、ユーザー連動キャンペーン制作
3.各プラットフォームの特徴
◎αU(KDDI):
ミート&グリートやパブリックビューイングなどに最適な渋谷と大阪の街を再現したメタバースや、実店舗を空間再現するデジタルツインショッピング、360度自由視点音楽ライブなどを提供。
◎STYLY:
スマートフォンを現実の都市空間にかざすだけで、”まるで現実でおきているかのような”迫力あるXRコンテンツをリアル空間に重なって投影できるサービスを提供。
◎XR CLOUD(monoAI technology):
ウェブブラウザからシームレスに参加可能なメタバース。
PC/スマートフォン/タブレットなどマルチデバイスに対応し、ブラウザベースでも、品質の高い空間の制作、多人数の同時接続が可能なサービスを提供。
◎REALITY(REALITY XR cloud):
配信者(ライバー)を中心に人が集まるメタバース。
個性あふれるアバターを利用できるほか、SNSとして楽しむことができ、ユーザー配信を視聴しながら応援も出来るサービスを提供。
4.メタバースの活用事例
・バーチャルショップでのアイテム販売
・メタバース内での広告展開
・バーチャル音楽ライブ
・スポーツ観戦のパブリックビューイング
・アーティストとのファンミーティング
・バーチャル展示会
ショーケースイベント「Sakura Virtual Fes 2024」
2024年3月15日から3月31日までの期間、本アライアンスを通じたマルチプラットフォームでのショーケースイベントとして、ロックバンドやK-POPアーティストの音楽ライブや芸人や声優によるトークイベントを楽しめる「Sakura Virtual Fes 2024」を開催。
> 「Sakura Virtual Fes 2024」公式サイト
関連リンク
KDDI株式会社
> コーポレートサイト
株式会社STYLY
> コーポレートサイト
monoAI technology株式会社
> コーポレートサイト
REALITY XR cloud株式会社
> コーポレートサイト