ウェルスナビ、三菱UFJ銀行と資本業務提携

ウェルスナビ株式会社 (7342) は、本日開催の取締役会において、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306、以下「MUFG」)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(以下「三菱UFJ銀行」又は「割当予定先」)との間で、資本業務提携に関する契約を締結すること、及び本資本業務提携契約に基づき、三菱UFJ銀行を割当予定先とする第三者割当による新株式の発行を行うことを決議した。

本資本業務提携を円滑に推進するため、ウェルスナビは、三菱UFJ銀行の指名する候補者1名を株主総会(2024年3月26日開催予定)において社外取締役候補とすることを予定している。これらにより、ウェルスナビは三菱UFJ銀行の持分法適用関連会社となり、ウェルスナビの主要株主及びその他の関係会社の異動が見込まれる。

【本資本業務提携の目的及び理由】
MUFGは、2021年度からの中期経営計画の主要戦略の一つに「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を掲げ、あらゆる顧客に対するデジタルサービス接点の強化、商品・サービスのデジタル化を推進してきた。データ基盤の強化やグループ各社のアプリケーションの統合などを通じて、顧客のライフイベントに合わせた「一人別提案」を実現し、顧客の生涯をグループとして支えていくことでライフタイムバリューの向上を目指している。

ウェルスナビは、働く世代の豊かな老後のために、「長期・積立・分散」の資産運用を全自動化したサービス、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」をオンラインで提供している。2021年2月2 にはNISA口座で自動でおまかせの資産運用を行う「おまかせNISA」の提供を開始し、2024年1月から始まった新しいNISA制度にも全面的に対応済みであり、2024年1月11日には預かり資産が1兆円を突破した。また、資産運用からサービス領域を拡大して顧客をサポートできるよう、個人向け金融プラットフォームを目指した取り組みを継続している。

これまでウェルスナビと三菱UFJ銀行は、2020年11月より開始した三菱UFJ銀行の顧客向けに提供するロボアドバイザー「WealthNavi for 三菱UFJ銀行」を通じて、三菱UFJ銀行の顧客の多様な資産形成ニーズに応えられるよう、サービスの充実に取り組んできた。
一方で、両社は現状のサービスをより進化させ、個人の資産形成に資するさらなる付加価値の提供に取り組むため、現状の業務提携の枠組みを超えた協働について協議を進めてきた。

その結果、ウェルスナビと三菱UFJ銀行は本資本業務提携の下、MUFGグループの顧客基盤及び商品ラインナップと、ウェルスナビのスピーディーな商品企画及び開発力とを掛け合わせることで、ロボアドバイザーサービスや「おまかせNISA」の普及を加速させ、生涯にわたり顧客のお金の課題を解決する総合アドバイザリー・プラットフォーム(MAP:Money Advisory Platform)の開発・提供を進めることで合意した。

【本資本業務提携の内容】
主な内容は以下のとおりで、2024年中にロボアドバイザー事業での協業とMAP開発の着手、2025年にはMAPのリリースと、段階的なサービス内容の拡充を目指す。

(ロボアドバイザー事業)
・三菱UFJ銀行の顧客基盤を活かし、「お任せ」運用ニーズのある個人の顧客の「WealthNavi for 三菱UFJ銀行」への連携を強化
・「WealthNavi for 三菱UFJ銀行」の、インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト(アプリ、Web)」からの「WealthNavi for 三菱UFJ銀行」への導線強化や、MUFGグループの取引特典プログラムへの「WealthNavi for 三菱UFJ銀行」の組み込みなど、ウェルスナビのロボアドバイザー事業の顧客獲得に向けた取り組み
・MUFGグループ(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、auカブコム証券株式会社を含む。)とウェルスナビとの事業提携の検討

(総合アドバイザリー・プラットフォーム(MAP)事業)
MAPは、年齢、家族構成、PFM(Personal Financial Management、個人資産管理)データなどの顧客データを収集し、アルゴリズムを介して最適な商品をアドバイスし、最適な顧客体験を提供することを目指す。

・ 両社でMAPを企画・検討するための体制を構築し、提供に向けた開発を推進
・アドバイスの対象商品は、資産運用に加え、生命保険、年金、金融教育、住宅ローンなど段階的に拡張し、生涯を通して顧客のその時々の状況に応じて、中立的な立場からの提案を実施
・インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト(アプリ、Web)」からの導線の実現や、アドバイザリーサービスの三菱UFJ銀行店舗での活用を検討
・更に、MUFGグループの取引特典プログラムへの組み込みなど、MUFGグループ(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社・auカブコム証券株式会社・三菱UFJ信託銀行株式会社・三菱UFJニコス株式会社など)との連携により、本邦全体における「貯蓄から投資」の底上げに貢献

【今後の予定】
(1) 取締役会決議日 2024年2月14日
(2) 本資本業務提携契約締結日 2024年2月14日
(3) 本第三者割当の払込期間  2024年3月4日から2024年3月25日まで
(4) 当社定時株主総会 2024年3月26日

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(提供:日本M&Aセンター

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