サントリー食品インターナショナルは3月12日から、今年で20周年を迎えるサントリー緑茶「伊右衛門」を味わい・パッケージデザインともに大刷新し、全国発売する。600mlペットボトル/税別160円、他5品。2月8日に発表した。
リニューアルポイントは、2つあり、ひとつは、厳選した茶葉量を1.5倍にすることで、茶葉の味わいをしっかり感じられる中味に強化したことだという。2つめは、豊かな香りを引き出す抹茶と、旨みを引き出す抹茶の二種の石臼挽き抹茶を使用していること。旨みを引き出す抹茶を3倍にすることで、なめらかなコクを感じる味わいに進化させたという。
サントリー食品インターナショナルの担当者は、次のように語る。「“一度飲めば違いがわかる、本当においしいお茶”をテーマに、緑茶本来の味わいが愉しめるよう、伊右衛門本体史上最高レベルの濃さに進化します。味わいとして、“旨さを感じる、濃さ”を目指しました」とする。
パッケージは、歴史ある堂々としたたたずまいと、今の時代に合わせた新しさを演出するものに刷新したとする。「旨濃い味わいを表現した濃い緑のカラーとグラデーションをベースに、余白を活かす非対称なロゴ配置にすることで、今の時代に合った緑茶であることを表現しました」としている。
また、ラベル裏面デザインには、「おみくじ」や日本の文化や縁起物をテーマにした新たなイラスト(全8種)を採用している。
なお、「伊右衛門 濃い味」(機能性表示食品)も2月20日からリニューアルし、全国発売する。600mlペットボトル/税別160円、2Lペットボトル/税別400円。石臼挽き抹茶に加え、新たに玉露ほうじを使用することで、より濃く満足感のある中味に進化しているという。同社は「本格的な濃い味緑茶です。味わいとして、“渋みを感じる、濃さ”を目指しました」としている。