横須賀市消防局は、防災意識の普及啓発と災害発生時の初動対応能力向上を目指し、VR地震体験及びAR煙・消火体験の運用を2月7日より開始した。
これらの体験システムは、令和4年4月、神奈川歯科大学・板宮朋基教授の研究成果体験会をきっかけとして、学官連携により整備をしてきており、AR煙・消火体験については、全消防署所で体験できる体制を整えたのは全国で初めて(※)とのこと。
今後は、災害発生時のリアルなシミュレーションを体験することで、災害時における適切な行動がとれるように事前の取り組みを進めながら、大規模災害における人的被害の軽減を目指すとしている。
※横須賀市及び(一社)AR防災調べ。
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運用の概要
◎運用開始日:
令和6年2月7日(水)
◎導入機器等:
・VR地震体験:VRゴーグル10台、制御PC等
・AR煙・消火体験:ARゴーグル50台
◎配置場所:
・VR地震体験:既存の地震体験車に設置(単独での使用も可能)
・AR煙・消火体験:横須賀市消防局 各消防署所及び消防局警防課
◎体験方法:
・各町内会・自治会が主催する自主防災訓練
・横須賀市消防局が参加する防火防災関連のイベント
・各消防署所及び消防局警防課へ来庁(AR煙・消火体験に限る)
◎その他:
・各消防署等でのAR煙・消火体験希望者は、事前に各消防署所への連絡が必要。
・現時点で、VR地震体験及びAR煙・消火体験は、消防職員の管理下で体験いただくこととしており、機器の貸し出しには未対応。