フクダ電子、子会社のフクダ物流センターを吸収合併

フクダ電子株式会社 (6960)は、2024年1月31日開催の取締役会において、2024年4月1日を効力発生日として、完全子会社である株式会社フクダ物流センター(千葉県白井市)を吸収合併することを決議した。フクダ電子を存続会社とする吸収合併方式とし、物流センターは解散する。

フクダ電子は、医療機器の 研究・開発・製造・販売を行う。

フクダ物流センター は、物品の梱包、発送、倉庫管理を行う。

【合併の目的】
昨今、物流業界を取り巻く環境は厳しさを増しており、業務全般に対する効率化や自動化が求められている。フクダ電子グループにおいても、白井事業所(千葉県白井市)を中心に、成長戦略の1つとして、部品調達から在庫保管、製品の全国発送に至るSCM(サプライ・チェーン・マネージメント)改革や生産能力増強及び生産効率向上を目的とした新棟建設(2025年3月竣工予定)モノづくり改革を進めている。

具体的には、3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)の活用による全国物流網の構築や、DX(デジタル・トランス・フォーメーション)によるKPI(重要業績評価指標)の管理レベル向上、製品のキーパーツ内製化、自動化、製品供給リードタイム短縮、環境負荷軽減などを検討しており、このような背景から、社内リソースの一元強化を目的に、本合併を行うこととした。

【今後の予定】
合併契約締結日 2024年2月2日
効力発生日 2024年4月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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