液体ミルクイメージ
(画像=液体ミルクイメージ)

日本乳業協会は、農水省からの要請を受け、会員各社(明治、森永乳業、雪印メグミルク、江崎グリコなど)へ協力を依頼し集めた乳児用の液体ミルクと粉ミルクの約3000食分を、緊急支援物資として石川県の被災地へ5日までに発送した。

乳児用液体ミルクは、お湯に溶かす手間が不要で、開けてそのまま赤ちゃんに飲ませられるのが特徴。被災地では「水不足の問題があるようで、液体ミルクのニーズが高いようだ」(日本乳業協会)という。

石川県にも日本乳業協会の会員企業がある。5日午前の時点では「一部で設備の損傷があったとは聞いているが、大きな被災の報告は来ていない」(日本乳業協会)という。今後の支援については「要請があれば、会員乳業者と協議し、対応していく」としている。