株式会社JRC(6224 )は、2023年12月28日開催の取締役会において、連結子会社であるJRC C&M株式会社(兵庫県小野市)が、東陽工業株式会社(福島県本宮市)の全株式を取得し子会社化することを決議した。なお、東陽工業は、資本金の額がJRCの資本金の額の100分の10以上に相当するため、JRCの特定子会社に該当することとなる。
JRC C&Mは、環境プラント向けの各種コンベヤ・周辺機器、バイオマス発電設備関連品の設計・製造・据付・メンテナンスを行う。
東陽工業は、都市ごみ焼却設備関連品の製造販売及びバイオマス発電設備関連品の製造販売を行う。
JRC C&Mにおいては、東陽工業のグループ参画による連携を通じて、コンベヤ搬送設備以外のボイラー関連製品、灰ホッパー、架台・貯留槽などの付帯設備まで製造領域が拡大・補完される。また、両社の経験・技術・ノウハウが融合され、双方の顧客基盤を活用したクロスセルを行うことで、シナジー創出による両社事業の成長加速を実現できる。
JRC グループは、本株式取得により、従来のコンベヤ搬送領域に留まらない、より広範な製品とサービスをワンストップで提供し、市場シェアを拡大するとともに、グループのシナジーを活かして、より一層の付加価値の提供、業界・社会の課題解決に貢献していく。
(提供:日本M&Aセンター)