JR東日本、子会社のアトレ・仙台ターミナルビル・JR東日本レンタリースの3社を株式交換により完全子会社化

東日本旅客鉄道株式会社(9020)は、東日本旅客鉄道を株式交換完全親会社、連結子会社である株式会社アトレ、仙台ターミナルビル株式会社及びJR東日本レンタリース株式会社の3社(以下、総称して「連結子会社3社」)を株式交換完全子会社とする株式交換を行うこと、及びアトレの株式交換においては東日本旅客鉄道株式205,000株を新規に発行し充当することをそれぞれ決定した。

東日本旅客鉄道は、運輸事業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等を行う。

アトレは、1990年に前身の東京圏駅ビル開発として設立。JR東日本グループの駅ビル運営事業の中核を担うグループ会社として、駅を拠点にショッピングセンターの開発・運営を行う。

仙台ターミナルビルは、ショッピングセンター、ホテル、農園、オフィスビル等の多様な事業を運営。グループの東北エリアでの事業において中核的な役割を果たしている。

JR東日本レンタルリースは、レンタカー事業とカーリース事業を担い、鉄道と駅のその先の交通手段としてのレンタカーの提供と、JR東日本グループ等の事業用車両を中心としたリース車両の提供を中心に事業を展開する。

近年における新型コロナウイルス感染症の感染拡大による顧客の消費志向や行動の変化、社会環境の変化に対応するため、連結子会社3社を完全子会社とすることで、これまで以上にグループ一体となった運営体制を構築し、グループの企業価値を一層向上させることを目的に、本件の決定に至った。

・株式交換の日程
取締役会決議日 (アトレ、仙台ターミナルビル、JR東日本レンタリース) 2023年12月20日
意思決定日(東日本旅客鉄道)                     2023年12月20日
株式交換契約締結日 2023年12月20日
株主総会決議日(JR東日本レンタリース) 2023年12月27日
株式交換効力発生日 2024年 1月10日

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(提供:日本M&Aセンター

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