ADEKA、子会社3社を再編へ

株式会社ADEKA(4401)は、グループ経営のさらなる効率化に向け、連結子会社であるADEKA食品販売株式会社(東京都千代田区)と株式会社クラウン(大阪府大阪市)および株式会社ヨンゴー(愛知県名古屋市)を合併することを決議した。
ADEKA食品販売を存続会社とし、クラウンおよびヨンゴーを消滅会社とする吸収合併方式。

ADEKA食品販売は、油脂や乳製品等の業務用食品および資材の仕入れ販売業務を行う。
クラウンおよびヨンゴーは、それぞれ大阪府・愛知県を中心に製パン・製菓業界への業務用資材の卸売業を地域分業体制で行う。

国内の食品事業は、人口減少と高齢化により、将来に向かって需要が漸減する見通しであり、また、原材料や用役・物流費・人件費等のコストも上昇傾向にある中で、ADEKAグループは国内食品事業の高収益化に向けて2023年5月にヨンゴーを完全子会社化し子会社再編を進めきた。今回、ADEKA食品販売・ヨンゴー・クラウンの食品販売会社3社を1社に統合することで同事業にかかわる国内販売体制の集約が完了する。 意思決定の迅速化と事業のさらなる合理化・効率化を図ることで強靭な収益基盤を構築し、社会価値と経済価値を追求した事業成長を目指す。

・今後の予定
合併契約締結日 (ADEKA食品販売、クラウン、ヨンゴー) 2023年12月 25日(月)

株主総会決議日 (クラウン、ヨンゴー)
クラウン︓2024年2月26日(月)
ヨンゴー︓2024年2月22日(木)

合併期日(効力発生日) 2024年4月1日(月)

※本合併に伴う存続会社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期等についての変更はなし。

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(提供:日本M&Aセンター

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