食品産業新聞社
(画像=食品産業新聞社)

ビジョンバイオ(株)(福岡県久留米市、塚脇博夫社長)は12月4日、玄米・精米などのDNA品種判別キット「お米鑑定団ver.4」の検査可能品種例リストを見直し、全160品種に再編した。

農林水産省消費・安全局が実施する令和5年産産地表示適正化事業(玄米、精米のDNA分析)の対象75品種や、作付上位品種、過去10年間に登録されたブランド品種などを含み、「米の流通状況に合わせて最新版にアップデートした」としている。

「お米鑑定団ver.4」は1キット20反応分で7万3,000円(税別)。1キットで検査できる標準検体数は10~15検体。「全行程3.5時間で検査結果が得られるため、出荷前検査などにも適している」という。

なお、同社は658品種の識別が可能で、リストにない品種のDNAパターンの提供も可能だ。

〈米麦日報2023年12月5日付〉