三ツ知、子会社である三ツ知部品工業が行う自動車用部品の組立事業を譲渡へ

株式会社三ツ知(3439)は、連結子会社である株式会社三ツ知部品工業(愛知県春日井市)の自動車用部品(ウィンドウレギュレーター、バックロック関連)の組立事業の譲渡を決定した。譲渡価格は未定。

三ツ知は、自動車部品に係るカスタムファスナーの製造・販売を行っている。

三ツ知部品工業は、自動車用部品の組立、トンネル工事用冷間鍛造部品の組立を行っている。

従業員の高齢化採用環境の悪化など事業の採算確保や、人員不足、管理コストの増加、気候変動による交通インフラの罹災、停電の頻発でBCP上のリスク増加など安定供給の観点においても当該事業の継続が困難と判断し、納入先のアイシンシロキ株式会社(愛知県豊川市)への譲渡(過去に同社から譲り受けた事業であり、実質的な商権返上)を決定した。

・今後の予定
譲渡予定時期:
2024年1月 ウィンドウレギュレーター組立事業を譲渡
2024年5月 バックロック組立事業を譲渡

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(提供:日本M&Aセンター

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