清泉女学院及び清泉女子大学、合併基本合意書を締結
(画像=maroke/stock.adobe.com)

学校法人清泉女学院(東京都品川区)および学校法人清泉女子大学(東京都品川区)は、2023年9月22日に合併基本合意書を締結した。

清泉女学院と清泉女子大学は合併し、清泉女学院が存続法人となる。なお、清泉女子大学は、清泉女学院の設置大学として存続する。

両学校法人は、世界25か国に広がる国際的な修道会、聖心侍女修道会を設立母体としている。1973年に清泉女子大学が清泉女学院から独立し、同時に清泉女子大学が設立された。

合併の目的、および想定される効果は以下。

(1)清泉女学院の傘下になることで、少子化等経営に厳しい環境下での大学運営を安定的に推進していくための大学改革を進める。
(2)清泉女子大学が傘下に入ることで、経営規模が拡大され、学校法人全体の経営安定化を図るとともに、清泉ブランドの統一化とそれに伴うブランド力の向上を見込む。
(3)両学校法人が設置する各校にて、両法人の合併により、清泉の建学の精神について研究の深化ができる。
(4)清泉女子大学が清泉女学院の傘下になることにより、学部学科構成が異なり相互補完関係にある清泉女学院大学との連携の活発化が見込まれ、両大学の学生の修学機会の多様化に資すると期待。
(5)学校法人が統合されることで、全体として法人運営が効率化し、経営管理機能の強化が図れる。また、両学校法人の財務会計システムが同一で、学校法人同士も近隣にあることから合併作業が容易と思慮。

・今後の予定
合併予定日 2025年4月1日
(提供:日本M&Aセンター

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