ハウス食品は、クリームシチューを食べる10~60代の男女を対象に、クリームシチューをごはんと分けて食べる「わける派」か、ごはんにかけて食べる「かける派」か、クリームシチューの「わけかけ論争」について全国調査を行い、ごはんと「わける派」68.0%、「かける派」32.0%という結果となった。
クリームシチューの「わけかけ論争」については、2016年10月~12月にもWEBサイト上での投票を実施したが、今回は調査手法の変更、および調査内容の追加を行い、各都道府県ごとにクリームシチューを食べる10代~60代の男女180人ずつ、合計8460人を対象に調査。そのうち「クリームシチューをごはんとわけて食べるか、かけて食べるか」については、クリームシチューをごはんと食べる「ごはん派」5617人が回答した。
クリームシチューをごはんと食べる「ごはん派」は66.4%、パンと食べる「パン派」は21.5%だった。「ごはん派」のうち、クリームシチューとごはんを分けて食べる「わける派」は68.0%、かけて食べる「かける派」は32.0%だった。「かける派」は若い世代に多く10代は51.3%。年代とともに「わける派」が増え、60代では87.0%が「わける派」となった。
現在、クリームシチューに入れているのは「玉ねぎ」「じゃがいも」「にんじん」「鶏肉」などの定番食材。今後使ってみたい食材は「ホタテ」「エビ」「牡蠣」「アサリ」など海鮮系が人気となった。
クリームシチューを食べたいと思う季節、最も多かったのは12月~2月の「冬」(75.1%)だった。食べ始める時期は、「10月」(13.4%)から増え始め、「11月」(25.8%)、「12月」(37.5%)が最多となった。
クリームシチューをごはんと食べる「ごはん派」に絞って見てみると、「わける派」が多い“わける県”は、1位が「鳥取県」(80.2%)、2位が「島根県」(79.5%)、3位が「富山県」(78.9%)だった。また、かける派が多い“かける県”は、1位が「沖縄県」(61.7%)、2位が「青森県」(49.6%)、3位が「東京都」(48.5%)となった。
「ごはん派」が多い“ごはん県”は、「新潟県」が80.0%、「富山県」が78.9%、「岩手県」が77.2%など、米どころが上位になった。「パン派」が多い“パン県”は、「東京都」が32.8%、「神奈川県」が31.7%、「大阪府」が30.6%など都市部が上位になった。クリームシチューにはご当地食材や食文化が反映。牡蠣使用率1位は「広島県」、しめじ使用率1位は「長野県」だった。
[ハウス食品「クリームシチューの食べ方調査」調査概要]
実施時期:2月1日(水)~2月7日(火)
調査手法:インターネット調査
調査対象:各都道府県別に、クリームシチューを食べる10代~60代の男女各180人ずつ・計8460人
※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある
ハウス食品グループ本社=https://housefoods-group.com/