日本ケミコン、連結子会社4社間で吸収合併実施へ
(画像=Funtay/stock.adobe.com)

日本ケミコン株式会社(6997)は、完全子会社であるケミコン東日本株式会社(宮城県大崎市)とケミコン精機株式会社(東京都青梅市)、およびケミコン山形株式会社(山形県長井市)とケミコン長岡株式会社(新潟県長岡市)の合併を行い、存続会社のケミコン山形が「ケミコンデバイス株式会社」に商号変更することを決定した。

ケミコン東日本を存続会社としてケミコン精機を吸収合併し、ケミコン山形を存続会社としてケミコン長岡を吸収合併する。ケミコン精機、ケミコン長岡は解散する。

日本ケミコンは、アルミ電解コンデンサおよび各種コンデンサ、各種精密パーツ、各種エレクトロニクス機器の製造・販売等を行っている。

ケミコン東日本は、電気機械器具部品製造業を行う。

ケミコン精機は、アルミ電解コンデンサ用設備の製作を行う。

ケミコン山形およびケミコン長岡は、ともに電気二重層キャパシタの製造を行う。

子会社のうちケミコン精機は、アルミ電解コンデンサの製造を行うケミコン東日本の生産技術部門との連携強化を推進し、設備製作のスピードアップを図る。また、ケミコン山形とケミコン長岡は、統合により生産性の向上を図ると共に間接部門の効率化を推進し、原価低減を図る。

日本ケミコンは、本統合により国内生産体制の再編を進め、グループの企業体質と収益力の強化を図る。

・今後の予定
合併契約の締結 2023年8月10日
合併効力発生日 2023年10月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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