名古屋鉄道とプロドローン、資本業務提携契約を締結
(画像=dreamnikon/stock.adobe.com)

名古屋鉄道株式会社(9048)と株式会社プロドローン(愛知県名古屋市)は、資本業務提携契約を締結した。

名古屋鉄道は、豊橋駅〜名鉄岐阜駅の名古屋本線を中心に、名古屋と愛知県下の主要都市および岐阜市を結ぶ輸送をメインに鉄軌道事業、商業施設を主とする不動産事業を行う。

プロドローンは、産業用ドローンメーカー。
産業用ドローンシステムの研究・開発・製造・コンサルティング、産業用ドローンに関する各種受託開発およびODM・量産、産業用ドローン飛行制御システムの研究開発等を行う。

両社は2019年の愛知県事業「無人飛行ロボット社会実装推進事業」をきっかけに、地域・社会課題の解決に向けたドローン実証実験に共同で取り組み、2022年7月に業務提携を締結し、より多角的に連携を深化。

今回新たに資本業務提携を締結することで、より強固な連携体制を構築し、お互いが持つノウハウを生かし、ドローンを通して地域への貢献をさらに推進する。

【資本業務提携の内容】

(1)名古屋鉄道がプロドローンの第三者割当増資の引受を行う。
(出資日:2023年7月25日)

(2)「空飛ぶ軽トラ」などプロドローンが開発する産業用ドローンについて、操縦をはじめとする講習を名鉄ドローンアカデミーで担う。さらに名鉄グループの資源を活用し、機体整備やログ解析・業務支援アプリ開発等についても協業を検討し、プロドローン機体ユーザーへのサポート充実化や新たなサービスの展開を加速する。

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(提供:日本M&Aセンター

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