富士通ゼネラル、タイ子会社にて組織再編へ
(画像=poko42/stock.adobe.com)

株式会社富士通ゼネラル(6755)は、100%連結子会社で空調機用ファンモータの製造を行うFGA(Thailand)Co., Ltd.が、富士通ゼネラルの持分法適用関連会社であるTCFG Compressor(Thailand)Co., Ltd.(タイ チョンブリー、以下TCFG)の株式を追加取得し、完全子会社化することを決定した。

取得価格は、約3,225百万円。

富士通ゼネラルは、空調機、情報通信の両分野にて、製品および部品の開発・製造・販売およびサービスの提供を行う。

TCFGは、空調機用基幹部品の製造・販売を行う。

富士通ゼネラルは、グループにおける空調機事業の基盤強化の一環として、東芝キヤリア株式会社の保有するTCFGの発行済株式51%をFGA(Thailand)Co., Ltd.が取得することに基本合意した。

本件M&Aにより、空調機用基幹部品であるコンプレッサーの内製化拡大に加え、開発・製造部門が一体となり温室効果の低い新冷媒への対応を進めるなど環境負荷低減に寄与する製品開発を進める。

・今後の予定
契約締結日   2023年7月26日
株式取得実行日 2023年7月31日

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(提供:日本M&Aセンター

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