大陽日酸株式会社(4091)は、会社分割方式により持株会社体制へ移行することおよびその準備を円滑に進めるために分割準備会社を設立することを決定した。
また、持株会社体制への移行に伴い、持株会社となる大陽日酸は、商号を「日本酸素ホールディングス株式会社」と変更することを決定した。
大陽日酸およびグループは、グローバル化の推進を掲げ、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4極体制で産業ガス事業を展開している。
これまでの国内事業中心の経営体制から脱却し、グローバルガスメジャーとして競争力のあるグループ運営体制を構築することが必要と判断。
本件により、大陽日酸は、権限委譲による意思決定スピードの向上と適切な経営資源の配分、事業執行責任や実績の明確化、各地域の強みや優位点を共有展開したグループ総合力の強化、を主な目的とし、運営体制強化と競争力向上を図る。
●今後のスケジュール
2020年2月4日 分割準備会社設立
2020年5月中旬 取締役会における吸収分割契約の承認
2020年5月中旬 吸収分割契約締結
2020年6月下旬 定時株主総会における吸収分割契約に関する議案の承認
2020年10月1日 吸収分割の効力発生日、持株会社体制への移行、商号の変更
(提供:日本M&Aセンター)