相続サポートセンター
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1. 互助会加入の有無は生前に確認しておこう!

親を亡くしたとき、最初の1週間は葬儀の準備や手続き、親戚などへの連絡で慌ただしい日々を送ることになります。

そのなかで「葬儀の宗派や戒名はどうするのか?」「お寺やお墓はどうするのか?」「誰に連絡するか?」など、決めなければならないことはたくさんあります。

これらは、生前にきちんと確認しておかないと困ることですので、機会があったら必ず聞いておきましょう。

そのとき、もうひとつ確認しておきたいことがあります。それは、“冠婚葬祭の互助会”に加入していないかどうかです。

互助会というのは会員になって掛け金を毎月積み立てることで、その対価として結婚式や葬儀などのサービスを受けられる仕組みになっています。

つまり、故人が生前に互助会に加入していた場合、その互助会が提携している斎場や葬儀屋に依頼しないと積み立てた掛け金がムダになってしまうのです。

積み立てた掛け金は解約することで現金化できますが、掛け金には金利がつかず、解約時は数万円の手数料が差し引かれるところがほとんどです。

つまり、丸損になってしまいますので、しっかり確認しておきましょう。

もし、生前に確認していなかった場合は、銀行口座から引き落としがないか、契約書がないか、カレンダーなどのノベルティやパンフレットなどがないかをしっかり確認してください。

(提供:相続サポートセンター