シーエーシー、合弁会社エムハートを完全子会社化
(画像=janews094/stock.adobe.com)

株式会社シーエーシー(東京都中央区、以下CAC)は、モリーオ株式会社(岩手県盛岡市)との合弁会社である株式会社エムハート(岩手県盛岡市)を2023年6月8日付で子会社化した。

モリーオが保有していたエムハートの全株式(発行済株式総数の51%)をエムハートが自己取得し、CACの完全子会社となった。

CACは、システム構築サービス、システム運用管理サービス、業務受託サービスを行っている。株式会社CAC Holdings(4725)の連結子会社。

エムハートは、クラウド型の心電図解析サービス、医療機器の開発支援サービス、薬機コンサルティングなどを提供している。
心疾患予防のため「多くの方が心電図検査を受診できる環境」の提供を目的として、2016年4月にCACグループが49%、モリーオが51%を出資して設立された。

CACは、産業や社会の課題解決のため自らのデジタルプロダクトとサービスを提供する「プロダクト&サービス事業の確固たる確立」を経営戦略の柱に掲げており、エムハートの事業はこの戦略と親和性が高く、AI技術などを持つCACのR&D部門との連携を強めサービスの拡張も見込む。

そうした観点から、モリーオとの合意のもと本件M&Aに至った。

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(提供:日本M&Aセンター

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