のむら産業・チューブロール用全自動包装機「PLN-400」
(画像=のむら産業・チューブロール用全自動包装機「PLN-400」)

のむら産業(株)(清川悦男社長)は6月6日~9日、東京ビッグサイトで開催される食品機械の大規模展示会「FOOMA JAPAN 2023」に出展する。ブースは東展示棟1ホール・1C-14。

展示テーマは“環境に配慮した素材”。展示の目玉は、初お披露目となる「LIMEX 米袋」だ。

のむら産業ではこれまでにも、石灰石を主原料とした素材「LIMEX」を30%配合した米袋「PLASTONE」を展開しているが、今回の「LIMEX 米袋」は配合比率を50%まで引き上げた。「長年開発を続け、販売目前という段階まで辿り着くことができた。販売時期は未定だが、取り組みを知っていただけたら」(担当者)。また、ライスレジンを使用した「ライスフィルム米袋」など、プラ削減に繋がる包材を提案する。

包装機械ではチューブロール用全自動包装機「PLN-400」が登場。「2022年末、植物由来代替肉の包装機として導入されたこともあり、この勢いに乗って米以外の様々な食品に提案できれば」と意気込む。従来品よりも大容量に対応可能なため、機械の動作回数を削減し、部品の消耗抑制が期待される。

〈米麦日報2023年5月26日付〉