NEC、米アビアットとワイヤレスバックホール事業を統合へ
(画像=Hound/stock.adobe.com)

日本電気株式会社(6701、以下NEC)は、アビアット・ネットワークス(米国 テキサス州、以下アビアット)と、両社のワイヤレスバックホール事業を統合する契約を締結した。

規制当局の承認など必要な手続きの終了を前提として、2023年第3四半期(2023年7月~9月)に完了する予定。

事業統合にともなう譲渡額は、現金で4,500万米ドル、アビアット株で2,500万米ドルの合計7,000万米ドル相当。

NECは、地方公共団体などに向け、ITシステムやネットワークシステムの提供や、政府・官公庁などに向け、社会インフラの提供を行っている。
アビアットとは、2019年NECの北米におけるワイヤレスバックホールのチャネルパートナー契約を締結している。

本統合によりNECは、アビアットと強固な関係を維持しながら、コア事業に注力できるようになる見込み。
また、今後もアビアットの最大の少数株主として取締役を選任し、両社の継続的な協力と成功を確実なものにしていく。

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(提供:日本M&Aセンター

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