ライオン、「ラクトフェリン」シリーズなどを日清食品に譲渡へ
(画像=Grispb/stock.adobe.com)

ライオン株式会社(4912)は、機能性表示食品の一部に関わる事業を、日清食品株式会社(大阪府大阪市)へ会社分割により譲渡することを決定し、吸収分割契約を締結した。

ライオンを分割会社とし、日清食品を承継会社とする吸収分割方式。本件により、ライオンは日清食品から15億円の金銭交付を受ける予定。

【分割する事業内容】
ライオンから分割される譲渡対象製品は、以下の4製品。
・「腸まで届ける ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」
・「腸まで届ける ナイスリムエッセンス ラクトフェリン 葛の花プレミアム」
・「腸まで届ける ナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS」
・「ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ」

ライオンは、日用品、ヘアケア・スキンケア製品、クッキング用品、薬品等の製造販売や、海外現地会社への輸出を行っている。

日清食品は、即席麺等の製造および販売を行っている。

ライオンは、グループのさらなる成長・発展に向け、事業ポートフォリオの改善を目的に、当該事業の譲渡を決定した。

日清食品が、健康志向に関する製品開発・販売に取り組んでいることから、同社で事業を継続していくことが、当該事業の持続的な成長に繋がると考え、本決定に至る。

・今後の予定
効力発生日 2023年11月30日

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(提供:日本M&Aセンター

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