日本高周波鋼業、吸収分割により連結子会社間で事業承継へ
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日本高周波鋼業株式会社(5476)の連結子会社である高周波精密株式会社(千葉県市川市)は、標準切削工具および標準金型部品事業に関して持つ権利義務を、同じく連結子会社である株式会社カムス(群馬県太田市)に会社分割により承継させる。

高周波精密を分割会社とし、カムスを分割承継会社とする吸収分割方式。

日本高周波鋼業は、高級特殊鋼および特殊合金の製造販売を行うメーカー。

高周波精密は、主に自動車駆動系部品用の精密金型などの設計・製造・販売を行っている。

カムスは、特殊鋼の販売、機械加工、熱処理、表面処理を行っている。

今般、エンジン車から電気自動車(EV)へのシフトが進むことにより、高周波精密が得意とする精密金型の需要が変化し、縮小を見込むなど環境変化に対応するため、事業規模を見直し、希望退職の募集による人員体制の適正化を行うとしていた。

さらに、グループ内で鋼材の加工・販売を行っているカムスとの統合を行い、高周波精密の設備や技術を有効活用することでカムスの鋼材加工分野での競争力強化を図り、収益力の向上を目指す。

・今後の予定
効力発生日 2023年6月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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