山形県上山市は、蔵王坊平エリアで有名な樹氷や、2月に開催された上山市民俗行事「加勢鳥」等に関する模様を、上山市公式チャンネル「ござってぇTV」内「アッちい!!!かみのやま!」で3月3日に公開した。この動画は、市民の情報発信スキルの向上や市外へのPRを目的に昨年10月から開始した「アッちい!!!かみのやま!」シリーズの今年度の最終コンテンツとなる。
今回公開した「わくわくAD女子気分」シリーズ第5弾では、上山市の2大魅力をPRしている。1つ目は、上山市の伝統的な民俗行事「加勢鳥」。毎年2月11日に行われる加勢鳥は、藁を被った人が神様の化身“加勢鳥”に扮し、商売繁盛・五穀豊穣・火伏せを願い、上山市の街中を“カッカッカーのカッカッカー”の掛け声で練り歩くという。スタート地点の上山城には子どもから大人まで多くの人が集まり、大きな歓声が上がった。加勢鳥には、地元はもちろん、他県からも参加者が集まり、なかには海外の女性も参加していたとのこと。
2つ目は、上山市の蔵王高原坊平が誇る自然の産物「樹氷」。日本百名山の西側に位置する坊平では、息を呑む絶景ポイントがいくつもあり、見渡す限りの樹氷原を誰でも目にすることができるという。絶景ポイントに辿り着くまでの道のりでも、その標高や角度によって様々な景色を楽しめるので、自分だけのお気に入りのおすすめ絶景スポットが見つかるかも。まさに魅力だらけのスポットだとか。
今回の動画で、「アッちぃ!!!かみのやま!」シリーズは一旦完結。上山市では、引き続き魅力あふれる情報を届けていく予定。
かみのやまは、山形県の南東部に位置し、開湯560余年の歴史ある温泉や四季を通して良質な果物が育つ気候と土地、そして樹氷で名高い蔵王連峰や里山など自然環境に恵まれたまちとのこと。上山市公式チャンネル「ござってぇTV」では、かみのやまの話題を動画を通して発信しており、今年度は「アッちぃ!!!かみのやま!」をテーマに全10篇の動画を公開した。
「わくわくAD女子気分」シリーズ(全5篇)は、県外から見た上山の魅力を女子ADの弾丸旅で伝える内容となっている。食・温泉・自然・歴史など、当たり前のように感じる情景、文化など、市の多様な地域資源の魅力を、市外在住者だからこそ発見できる目線で深堀りし、市民とのふれあいを通じた映像制作によって上山市への好意獲得や来訪意欲等を喚起する。
「映える上山 ぶらり旅」シリーズ(全5篇)は、地域おこし協力隊が市の魅力を伝えながら“映え”スキルなどを学ぶ内容となっている。効果的な情報発信のノウハウを習得できる映像を配信しながら、市民の内発的な発信意欲を醸成する。
上山市は、東京から山形新幹線で約2時間30分。雄大な蔵王連峰の裾野に広がる同市では、里山でのウォーキング、温泉でリラックス、地元産食材の栄養バランスに富んだ食事提供など、住む人も訪れる人も「心と体がうるおう」クアオルト(ドイツ語で健康保養地)のまちを目指している。また、温泉町、城下町、宿場町の3つの顔を持つほか、豊かな自然と生産者の熱意が生み出す最高級のフルーツやワインなど、全国に誇る魅力がたくさんあるとのこと。
観光スポットとしては、赤ちゃんも安心して入浴できる美肌の湯・あたたまりの湯の「かみのやま温泉」、羽州の名城といわれた「上山城」、参勤交代など江戸時代に栄えた楢下宿に遺す「古民家」、ウィンタースポーツやスノーモンスター「樹氷」、歌人・斎藤茂吉のふるさと「斎藤茂吉記念館」など。農林水産物や特産物では、ラ・フランス、サクランボ、ブドウ、紅干柿、ワインなどを挙げている。
上山市内の今後の主な行事としては、5月下旬~7月上旬に「蔵王ペンション村オープンガーデン」、6月上旬~7月中旬に「サクランボ狩り(観光果樹園)」、7月1日に「山形ワインバル2023」、7月29日に「スマイルプロジェクト☆かみのやま」、9月中旬~下旬に「全国かかし祭」、9月中旬にふるさと秋祭り「踊り山車」、9月中旬に「三社神輿渡御行列」を予定している。
山形県上山市=https://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/
上山市公式チャンネル「ござってぇTV」=https://www.youtube.com/@kaminoyama_officialTV