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東京ガス株式会社（9531）は、完全子会社であるアカリオ・インベストメント・ワン社（米国 カリフォルニア州）を通じて、グローバルサーモスタット社（米国 コロラド州、以下GT社）に、日本のエネルギー企業として初めて出資するとともに、GT社との協業に向けた基本合意書を締結した。
東京ガスは、都市ガス事業の最大手。都市ガスの製造・販売、LNG販売、電気の製造・供給・販売などを行っている。
アカリオ・インベストメント・ワン社は、エネルギー企業およびエネルギー関連ベンチャーキャピタルへの投資を行っている。
GT社は、大気中から二酸化炭素（CO2）を直接回収するDirect Air Capture（以下DAC）技術の開発および展開を行っている。
本件により東京ガスは、GT社のDAC技術によるCO2回収試験を日本で初めて実施すると共に、DACの実用化を進める。
さらに、将来的にDACで回収したCOを国内外のメタネーションや CCUS※等に活用するなど、新たな脱炭素エネルギービジネスを展開していく。
※CCUS：CO2の回収・利用・貯留（Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage）の略称。
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（提供：日本M&Aセンター）
