富士フイルム、米Inspirata, Inc.のデジタル病理部門を買収
(画像=BillionPhotos.com/stock.adobe.com)

富士フイルム株式会社(東京都港区)は、Inspirata, Inc.(米国 フロリダ州、以下インスピラータ社)のデジタル病理部門を買収する。

富士フイルムは、富士フイルムホールディングス(4901)の完全子会社。ヘルスケア、マテリアルズ、イメージング(フォトイメージング、光学電子映像)に関わる製品・サービスの提供を行っている。

インスピラータ社は、デジタル病理診断用ソフトウェアのリーディングカンパニー。北米や欧州で病理事業を展開している。

本件により富士フイルムは、デジタル病理事業に本格参入し、デジタル病理診断用ソフトウェアをグローバルに展開していく狙い。

また、医用画像情報システムと、本デジタル病理診断用ソフトウェアを組み合わせ、院内検査画像の一元管理を実現し、病理診断ワークフローを効率化して病理医の支援を行う。

さらに、将来的には遠隔診断サービスや、AI技術を活用した診断支援機能の提供も検討していく。

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(提供:日本M&Aセンター

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