1994年に創業し、300名を超えるグループへと成長したSBCグループが、
『MIKATAグループ』へとリブランディグを行いました。
新たな名前に込めた想い、そしてこれから描いているビジョンとは?
2022年9月2日(金)に行われたリブランディグ発表会の様子をレポートします。
ひ孫の代までお客様をサポートしたい
SBCグループは、1994年に代表の柴田昇氏が創業(創業時は『柴田ビジネス・コンサルティング』)。
相続・事業承継を中心に、オーダーメイドのソリューションを提供してきました。
現在では、海外を含む16拠点で、300名を超える規模となり、
会計業界を牽引する事務所へと成長しました。
同社は、30周年を目前に迎え、リブランディグを実施。
『MIKATAグループ』を新名称とし、新たなステージへと踏み出しました。
2022年9月2日(金)に東京會舘(東京都千代田区)で開催された「リブランディグ発表会」には、
来賓、従業員、家族など約500名が参加。
リブランディグ・プロジェクトを手がけた
クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏(株式会社SAMURAI)、
クリエイティブディレクター・コピーライターの斉藤賢司氏(ホンシツ株式会社)らも登壇しました。
MIKATAグループ総代表の柴田氏は、リブランディグを行うことになった経緯を、こう語ります。
「企業の寿命は、創業から30年で衰退していくと言われています。
SBCグループは、今年で創業から28年を迎えますが、
私たちはこれからも、子の代、孫の代、ひ孫の代へと
お客様をサポートしていきたいという思いがあります。
そこで、インナーブランディングが必要だと考え、佐藤可士和さんに相談しました。
その結果、我々SBCが28年間やってきたことの再定義、言語化、
ブランド化が必要であることに気がついたのです。
斉藤賢司さんにもご協力いただき、”SBCが何者であるか”を再認識したことで、
目指すべき方向性が明確になりました」。
新たな社名である『MIKATAグループ』は、
再構築したビジョン「経営と、人生の、味方になる。」に由来します。
「オーナー社長は法務・税務・労務のためだけに生きるのではない。
経営や家族などを含んだすべてがオーナー社長の人生です。
そこに伴走し、『経営と、人生の、味方になる』。
それが私たちのあるべき姿だと思っています」(柴田氏)。
そのためのミッションとして、
「赤字会社を黒字に。黒字会社をもっと黒字に。そして、ひ孫の世代へ。」を掲げた柴田氏。
「日本の企業の7割は赤字と言われています。
私は、これは税理士に責任があると思っています。
私たちが赤字の会社を黒字にし、黒字の会社をもっと黒字にして、
ひ孫の世代まで続く企業にするためにサポートすることが求められているのです。
そして、これらを達成するためのバリュー
『いつも、お客様目線で。いつも学び続けて。いつも、誠実に丁寧に。』
を大切にして、オーナー社長に寄り添っていきたいと考えています」。
イベントでは、新しい名称やビジョンなどが公開されたほか、
従業員には、『MIKATA』のロゴが入った名刺が配布され、
会場に訪れた人々と名刺交換が行われました。
『MIKATA』を“経営者とともに歩むブランド”へ。
グループ一丸となり新たなステージへと進みます。
〔企業概要〕
MIKATAグループ
●創業/1994年
●従業員数/317名(2022年8月現在)
●拠点数/16
★柴田氏のインタビュー記事も近日公開!