日立造船、子会社へ舶用原動機事業を承継
(画像=altitudevisual/stock.adobe.com)

日立造船株式会社(7004)は、2022年11月に設立した完全子会社ヒッツ舶用原動機設立準備株式会社(熊本県玉名郡、以下新会社)に舶用原動機事業を承継させる。
日立造船を分割会社とし、新会社を承継会社とする吸収分割で行われる。

合わせて、新会社の第三者割当増資により、今治造船株式会社から35%の資本参加を受け入れる。

【分割事業内容】
・舶用原動機の製造およびアフターサービス事業

日立造船は、ごみ焼却発電施設を主に、海水淡水化プラント、上下水・汚泥再生処理プラントなどの事業を展開している。

日立造船は、さらなる環境変化も見据えた事業体制の再構築による競争力の強化や、効率的な事業運営を通じた収益性の改善・向上のための検討を続けていた。

本件を通じ、舶用原動機の安定的な供給・調達と、販売供給網の強化による売上拡大を狙う。
加えて、今治造船の資材調達力を活用したコスト低減を通じた収益性向上、開発投資資金の確保および開発体制の強化などを図る。

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(提供:日本M&Aセンター

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