東京都競馬、子会社の東京プロパティサービスへ商業施設事業ウィラ大井を承継
(画像=Flowman7/stock.adobe.com)

東京都競馬株式会社(9672)は、商業施設事業(大井競馬場前ショッピングモール ウィラ大井)を、吸収分割により完全子会社である株式会社東京プロパティサービス(東京都品川区)に対し承継することを決定した。

東京都競馬を吸収分割会社とし、東京プロパティサービスを吸収分割承継会社とする簡易吸収分割方式。

東京都競馬は、競馬に関する事業を展開している。大井競馬場の賃貸と場内サービスの提供、物流施設の賃貸、伊勢崎オートレース場の賃貸、遊園地(東京サマーランド)の経営などを行っている。

東京プロパティサービスは、競馬附帯事業(大井競馬場の場内サービス等)、商業施設の運営、オフィスビルの賃貸事業などを行っている。

東京都競馬は、新型コロナウイルスなどの影響が残るなか、グループのサービス事業部門を発展させるには、東京プロパティサ ービスを活用した事業展開が不可欠であると判断。
東京プロパティサービスが商業施設事業を承継し、同社が自ら資産を保有し管理運営を行うことが、収益力強化、事業ノウハウの蓄積、安定した事業基盤の確保につながると考え、本件に至った。

・今後の予定
効力発生日 2023年1月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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