パイロットコーポレーション、運営会社マークスを傘下に持つマークスグループ・HDの株式取得、子会社化へ
(画像=takasu/stock.adobe.com)

株式会社パイロットコーポレーション(7846)は、株式会社マークスグループ・ホールディングス(東京都世田谷区、以下マークス)の株式の一部を取得し、子会社化することを決定した。

パイロットコーポレーションは、総合筆記具メーカー。筆記具などのステイショナリー用品、玩具、リングなどの貴金属アクセサリー、セラミックス部品などの製造、仕入、販売を行っており、米州・欧州・アジア(アフリカ、オセアニアを含む)でも筆記具などの製造販売を展開している。

マークスグループは、純粋持株管理親会社である株式会社マークスグループ・ホールディングスと、配下の株式会社マークス、フランスを拠点とするマークスヨーロッパs.a.r.l.の2社を含めた3社で構成されている。

傘下の株式会社マークスは手帳・ノート類をはじめとしたデザインステイショナリーなどの企画・製造、販売を行っている。

本件M&Aによりパイロットコーポレーションは、筆記具を中心とした商品群にマークスの商品を加える。マークスの文具事業における知見とノウハウを生かした商品企画力、デザイン力が商品開発の活性化にもつながることを期待する。
また、非筆記具事業拡大へ努めるとともに、強固な経営基盤構築を図る。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2023年1月上旬

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(提供:日本M&Aセンター

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