ウェルビー、子会社ウェルビーヘルスケアの全株式を合同会社WHに譲渡へ
(画像=Maria/stock.adobe.com)

ウェルビー株式会社(6556)は、連結子会社であるウェルビーヘルスケア株式会社(東京都中央区)の全株式および貸付債権を合同会社WH(大阪府大阪市)へ譲渡することを決定した。

ウェルビーは、就労移行支援事業と児童発達支援事業並びに放課後等デイサービス事業を運営する療育事業を全国に展開している。

ウェルビーヘルスケアは、5-アミノレブリン酸(以下、5-ALA)原体の販売を行っている。ネオファーマジャパン株式会社が製造する5-ALAの販売総代理店契約の締結によって、販売強化・事業拡大を図っていたが、5-ALA製品の在庫を積みますこととなり、2023年3月期第1四半期において、19億6,100万円の棚卸資産評価損を計上することになった。

合同会社WHは、各種コンサルティング業を行っている。

ウェルビーは、健康食品事業への参入を検討していたWHよりウェルビーヘルスケアの資産および負債を再構成した上での株式取得の申出があり、それがグループにとって最良の選択であると判断。
本件により、ウェルビーは、グループの主力事業である障害福祉事業に経営資源を集中させ、収益基盤を安定させることで、さらなる企業価値向上を目指す。

・今後の予定
株式譲渡実行日/債権譲渡実行日 2022年9月30日
債権譲渡対価支払期日 2022年10月20日

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(提供:日本M&Aセンター

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