日本乾溜工業、不溶性硫黄事業を会社分割により鶴見化学工業に譲渡へ
(画像=Eskymaks/stock.adobe.com)

日本乾溜工業株式会社(1771)は、化学品事業のうち、不溶性硫黄事業を会社分割し、鶴見化学工業株式会社(茨城県神栖市)に承継させることを決定した。

日本乾溜工業を分割会社とし、鶴見化学工業を承継会社とする吸収分割(簡易吸収分割)。これに際し、日本乾溜工業は鶴見化学工業から130百万円の金銭の交付を受ける予定。

日本乾溜工業は、建設事業、防災安全事業、化学品事業を行っている。

鶴見化学工業は、硫黄製品事業を行っている。

新型コロナウイルスの影響や、人件費・原材料の高騰などで、日本乾溜工業の不溶性硫黄事業を取り巻く経営環境は厳しい状況となっていた。日本乾溜工業は、主力事業である建設事業および防災安全事業に注力することが最善かつ企業価値向上にも繋がると判断し、本件譲渡を決定した。

・今後の予定
効力発生日 2022年12月1日
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら