ホープ、ホープエナジーの全株式を譲渡へ
(画像=ELUTAS/stock.adobe.com)

株式会社ホープ(6195)は、ホープが発行済株式の全てを保有する株式会社ホープエナジー(福岡県福岡市)の株式の全てを上田真也氏に譲渡することを決定した。譲渡価額は200円(1株につき1円)。

ホープは、「自治体に特化したサービス会社」として、様々なサービスを提供している。広告事業は株式会社ジチタイアド(JICHITAI AD, INC.)、ジチタイワークス事業(自治体支援事業)は株式会社ジチタイワークス(JICHITAI WORKS, INC.)が運営主体。

ホープエナジーは、電気、ガスなどのエネルギーの売買に関する業務、またそれに関するAI技術の研究などを行っている。2022年3月25日付で破産手続開始決定を受けており、現在破産手続が係属している。

ホープエナジーの破産手続開始決定により、ホープエナジーはホープの子会社に該当しなくなり、連結の範囲から除外された。
上田氏より、株式譲渡を行うことで特別勘定の消滅を認識し、損益に振り替える会計処理によって、ホープの債務超過解消に寄与する可能性があるのであれば、それを譲り受けたい旨の申し出を受けた。

ホープは、早期の特別勘定の帰趨の確定および債務超過状態の解消の観点から、本件を行うことを決定した。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2022年9月20日
(提供:日本M&Aセンター

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