クールジャパン機構、ワイン販売プラットフォーム運営の豪Wine Galleryに約9.5億円出資
(画像=volff/stock.adobe.com)

クールジャパン機構(株式会社海外需要開拓支援機構)は、Wine Gallery Pty Ltd(オーストラリア・シドニー、GPD)に対し、10百万豪ドル(約9.5億円)の出資を決定した。

クールジャパン機構は、日本の魅力ある商品・サービスの海外需要開拓に関連する支援・促進を目指す官民ファンド。「日本の魅力」を事業化し、海外需要の獲得につなげるため、様々な分野でリスクマネーの供給を行っている。

GPDは、オーストラリア・イギリスにおいてワイン販売プラットフォーム「GoodPairDays」を運営している。近年人気をもつミドル・エンドのワインをオンライン販売しており、エデュケーション、パーソナライゼーション、ユーザーの参加といった商品のブランドや価格に依存しないユーザー獲得・維持の仕組みを確立している。

クールジャパン機構は、和食人気の高いオーストラリア・イギリスにおいて、日本酒市場の成長余地があると考え、本件出資を行う。
GPDのワインのエデュケーション機能やマーケティング機能を日本酒に適用し、日本酒のグローバル・ブランディングに貢献することを目指す。
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら