日産自動車、車載用リチウムイオン電池製造のビークルエナジージャパンの株式取得、子会社化へ
(画像=petovarga/stock.adobe.com)

日産自動車株式会社(7201)は、ビークルエナジージャパン株式会社(茨城県ひたちなか市)の株式を取得し、連結子会社化することを決定した。株式会社INCJ(東京都港区)の保有する全普通株式を取得し、ビークルエナジージャパンが新たに発行する普通株式を引受ける。

日産および既存株主であるマクセル株式会社(東京都港区)および日立Astemo株式会社(東京都千代田区)は、ビークルエナジージャパンの株式を共同で保有することとなる。

日産自動車は、自動車の製造、販売および関連事業を行っている。

ビークルエナジージャパンは、ハイブリッド車向けの車載用リチウムイオン電池、モジュールおよびバッテリーマネジメントシステムの開発・製造・販売を行っている。セルからパックまでの一貫した生産体制とバッテリーマネジメントシステム技術を保有している。

本件M&Aにより、日産自動車は、安定的なバッテリーの調達先の確保、性能・コスト双方で優位性を持つ次世代電池の開発の実現を図る。

・今後の予定
株式取得日 ⾏政許認可などの諸⼿続きを経た後

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(提供:日本M&Aセンター

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