伊藤忠商事、シンガポールのDOCQUITY HOLDINGSに出資、持分法適用会社化
(画像=metamorworks/stock.adobe.com)

伊藤忠商事株式会社(8001)は、DOCQUITY HOLDINGS PTE. LTD.(シンガポール、以下ドクイティ)に32百万米ドルを追加出資し、持分法適用会社化した。

伊藤忠商事は、大手総合商社。繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野で、国内、輸出入および三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など幅広いビジネスを展開している。

ドクイティは、最新の医療情報の取得、医師同士での臨床経験の共有・意見交換ができる医師向けプラットフォームを運営している。総会員数は約30万人で、東南アジアの医師数全体の約7割に相当する。
製薬企業を中心とした医薬関連企業のデジタルマーケティング支援として、アプリ内に各企業の専用チャネルを開設し、製品や疾患等の情報を医師へ提供する事業も拡大している。

伊藤忠商事は、2019年2月にDOCQUITYと資本・業務提携を開始している。
本件により、伊藤忠グループの持つ国内外のネットワークを活用して、DOCQUITYの医薬品・医療機器マーケティング事業のさらなる成長を支援し、事業拡大への貢献を図る。

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(提供:日本M&Aセンター

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