三菱ケミカルグループ、北米及び欧州地域統括会社のマネジメント機能集約、グループ内組織再編へ
(画像=H_Ko/stock.adobe.com)

三菱ケミカルグループ株式会社(4188)は、連結子会社である三菱ケミカル株式会社(東京都千代田区、MCC)と、グループの北米および欧州における海外地域統括会社(4社)を当事者とするグループ内組織再編を行うことを決定した。

【北米および欧州における海外地域統括会社】
三菱ケミカルグループの直接出資子会社
・Mitsubishi Chemical Holdings America, Inc.(アメリカ・ニューヨーク州、MCHA)
・Mitsubishi Chemical Holdings Europe GmbH(ドイツ・フランクフルト市、MCHE) MCCの直接出資子会社
・Mitsubishi Chemical America, Inc.(アメリカ・ノースカロライナ州、MCA)
・Mitsubishi Chemical Europe GmbH(ドイツ・デュッセルドルフ市、MCE)

【組織再編の概要】
①三菱ケミカルグループを分割会社、MCCを承継会社とする吸収分割により、MCHAおよびMCHEの全株式およびその管理事業を承継する。
②MCCがMCHAおよびMCHEの全株式をMCAおよびMCEへそれぞれ現物出資
③北米においてMCAとMCHAを、欧州においてMCEとMCHEをそれぞれ合併する

三菱ケミカルグループは、化学製品の製造・販売などを行う事業会社の持株会社。グループ会社の経営管理を行っている。

三菱ケミカルは、化学製品の製造・販売を行っている。

本件により、三菱ケミカルグループは、両社がそれぞれ直接出資している海外地域統括会社に分散するマネジメント機能を再編し集約することで、経営効率の向上および意思決定の迅速化を図る。

・今後の予定
吸収分割効力発生日 2022年10月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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