ミネベアミツミ、本多通信工業の株式を公開買付けにより取得、子会社化へ
(画像=OlegDoroshin/stock.adobe.com)

ミネベアミツミ株式会社(6479)は、本多通信工業株式会社(6826)の普通株式をによる公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
本多通信を完全子会社とすることを目的としており、買付予定数の下限は15,389,300株(所有割合は66.67%)。買付代金は16,274,188,980円。(買付予定数23,083,956株に、1株当たりの公開買付価格705円を乗じた金額)

ミネベアミツミは、総合精密部品メーカー。ミニチュアベアリングをはじめとする精密部品、スマートフォンなどに使われる液晶用バックライトや照明器具などの製造・販売を行っている。完全子会社のミツミ電機がグループのコネクタ事業の運営を担っている。

本多通信工業は、コネクタ等の一般電子部品の製造・販売、情報システムの開発・設計、運用などを行っている。

本多通信工業は、通信インフラ、FA機器用途向けコネクタといった、ミネベアミツミグループのコネクタ事業においてラインナップのない製品に関する技術およびノウハウを保有している。 本件M&Aにより、ミネベアミツミは、開発技術面・生産面・販売面等において幅広い相乗効果を期待する。

・今後の予定
買付け等の期間 2022年8月1日~2022年9月12日まで(30営業日)

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(提供:日本M&Aセンター

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