伊藤忠商事(8001)は、Shenzhen Pandpower(中国深圳市、PAND社)から第三者割当増資を引き受け、⾞載⽤電池のコンテナ型定置⽤蓄電池への再利⽤ビジネスを開始することを決定した。
伊藤忠商事は、自社ブランドの蓄電システムを開発・販売するなど、蓄電池及び関連部材のビジネス展開に注力している。
Shenzhen Pandpowerは、中国で電気⾃動⾞(EV)に搭載される車載用電池のリユース、リサイクル事業を展開している。
中国⼤⼿EV・電池メーカーBYD社と取引関係をもつ。
本件により、伊藤忠商事は、コンテナ型定置⽤蓄電池へ転⽤可能な品質レベルのBYD社等のリユース電池を安定的に調達する。これまで培った定置用蓄電池ビジネスの知見を活かし、リユース電池を活用したコンテナ型定置用蓄電池をベースに、電力変動の調整弁や電力過疎地でのマイクログリッド化等新たな市場領域へ競争力のあるエネルギーサービスの提供を図る。
(提供:日本M&Aセンター)