帝人グループ、大塚グループ子会社KiSCOを買収及び吸収分割により事業承継へ
(画像=นฤพงศ์ แจ้งกมลกุลชัย/EyeEm/stock.adobe.com)

帝人(3401)グループで人工関節などの埋め込み型医療機器事業を展開している帝人ナカシマメディカル株式会社(岡山県岡山市)は、大塚(4578)グループの大塚メディカルデバイス株式会社より、子会社であるKiSCO株式会社(兵庫県神戸市)の脊椎および外傷(骨折)事業を買収し、吸収分割により同事業を承継する契約を締結した。

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帝人ナカシマメディカルは、人工関節、骨接合材料、脊椎等の医療機器の開発、製造、販売事業を展開している。

大塚メディカルデバイスは、大塚グループにおける医療機器事業およびその関連事業を営む会社の事業活動等の統括、ならびにそれに附帯する一切の事業を行っている。

子会社のKiSCOは、脊椎固定材料や骨接合材料などのインプラント製品の開発、販売を行う医療機器会社。

本件により、帝人ナカシマメディカルは、脊椎や外傷(骨折)領域に強みを持つKiSCOの人財および製品を承継、開発および営業基盤の強化や、製品ラインアップの拡充を図ることから、埋め込み型医療機器事業の成長をさらに加速させる。

・今後のスケジュール
吸収分割効力発生日 2022年2月1日
(提供:日本M&Aセンター

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