フェローテックHD,電子部品,大泉製作所,資本業務提携
(画像=Dmitriy/stock.adobe.com)

株式会社フェローテックホールディングス(6890)は、株式会社大泉製作所(6618、埼玉県狭山市)との間で、資本業務提携契約を締結することを決定した。

業務用・産業用機械製造業界のM&A

フェローテックHDおよびフェローテックグループは、製造業を主に展開。フェローテックのコア技術であるNASAアポロ計画から誕生した「磁性流体」と冷熱素子「サーモモジュール」を応用した技術で幅広い分野で事業を展開している。

大泉製作所は、電子部品の製造および販売を行っている。NTCサーミスタ、PTCサーミスタ、MNRバリスタ、サーミスタ温度センサは、自動車・家電・産業機器など幅広い分野で提供している。

世界的な環境規制の強化の流れから、PHEVやEV等のNEV(New Energy Vehicle)メーカーにおいて、エネルギー利用効率の向上のための高効率、高精度の熱マネジメント技術のニーズがさらに高まっている。
本提携により、フェローテックHDは、今後NEVの市場拡大と比例して長期にわたる安定的な需要が見込まれることと、中国におけるNEV 市場が急拡大していることから、更なる中国事業の拡大余地があることから、大泉製作所の高品質製品の販売強化を図るとともに、中長期的な両社の企業価値向上を図る。

・今後のスケジュール
株式譲渡契約締結日 2021年3月24日
資本業務提携契約締結日 2021年3月24日
(提供:日本M&Aセンター

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