エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)は10月28日、阪急阪神百貨店などグループ全店で、食品ロスの削減に向けて、加工食品を対象とした納品期限と販売期限を緩和すると発表した。
11月1日から、賞味期限が180日以上の商品に限り、納品期限を賞味期限の2分の1を経過する前とする「2分の1ルール」へ変更し、販売期限に関しても「6分の5ルール」(賞味期限6分の1=30日間残し)で運用する。
H2Oグループではこれまで、加工食品において賞味期限期間の10分の7以内(賞味期限10分の3=54日間残し)で商品を販売してきた。これを緩和することで、社会的な問題となってる食品ロスの削減を図る。
実施店舗は、阪急阪神百貨店15店、イズミヤ79店、阪急オアシス78店、カナート20店、アズナス100店、阪急キッチンエール関西のグループ全店。
対象商品は、飲料、菓子、カップ麺、レトルト食品、調味料、瓶詰缶詰類、スープ、コーヒー、紅茶など。