松屋R&D、タカハターを経営陣に譲渡へ

株式会社松屋アールアンドディ(7317、以下:松屋R&D)は、タカハター株式会社(宮城県栗原市)の保有株式の全部を、株式会社オートソーイングソリューション(京都府京都市)に譲渡することを決定した。

あわせて、本株式譲渡を進めるにあたり、松屋R&Dのタカハターに対する貸付金及び未収利息について、タカハターの債務超過相当分を債権放棄することとした。

タカハターは、カーシートの縫製加工を行っている。
オートソーイングソリューションは、松屋R&Dの代表取締役副社長兼タカハター代表取締役社長の中野雅史氏が設立。縫製自動化のコンサルティング等を行っている。

背景・目的

タカハターは、松屋R&Dのベトナム子会社との協業により受注拡大を目的に、2017年4月に松屋R&Dの子会社となった。

その後の事業活動において、コロナ禍以降の生産量落ち込みから業績不振が続いており、今後の事業成長に向けて経営資源を集中することが最善であると判断し、本株式譲渡の決定に至った。

株式の状況

異動前の所有株式数 1,000株(議決権の数:1,000個)(議決権所有割合:100%)
譲渡株式数 1,000株(議決権の数:1,000個)
譲渡価額 無償
異動後の所有株式数 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%)

日程

株式譲渡実行日:2025年1月31日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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