PayPay、PayPay銀行を子会社化へ

PayPay株式会社(東京都港区)、LINEヤフー株式会社(4689)、およびLINEヤフーの国内金融中間持株会社であるZフィナンシャル株式会社(東京都千代田区)は、Zフィナンシャルが保有するPayPay銀行株式会社(東京都新宿区)の普通株式およびA種優先株式をPayPayに譲渡することを決定した。

PayPayは、2018年に設立、モバイルペイメント等電子決済サービスの開発・提供を行っている。

PayPay銀行は、「ジャパンネット銀行」として2000年9月に創業、2018年2月にヤフー株式会社(現・LINEヤフー)の連結子会社となり、グループ内の銀行機能強化を行ってきた。

背景・目的

PayPayはサービス開始から約6年で登録ユーザー数は6,600万人(※2024年10月末時点のアカウント登録済みのユーザー数)、2023年度における連結決済取扱高は12.5兆円に到達している。

PayPay銀行とは口座開設など「PayPay」のミニアプリでのサービス連携を図ってきたが、一層の連携強化を図るため、本M&Aに至った。

PayPay銀行の株式取得前後の株主および議決権比率

PayPay、PayPay銀行を子会社化へ

引用元:2024年12月17日付 プレスリリース「PayPayへのPayPay銀行の株式譲渡について」(PayPay株式会社、LINEヤフー株式会社、Zフィナンシャル株式会社)

日程

効力発生日:2025年4月1日(予定)
※関係当局の許認可等が得られることを前提とした予定

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(提供:日本M&Aセンター

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