カヤバ、知多鋼業に対しTOB実施へ

カヤバ株式会社(7242)は、知多鋼業株式会社(5993)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得すると発表した。

知多鋼業は、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後、知多鋼業は上場廃止となる見通し。

カヤバは、油圧緩衝器や油圧機器および航空機用安全装置などの製造・販売を手掛けている。

知多鋼業は、自動車関連の薄板ばねや線ばね、およびパイプ成形加工品などの製造や販売を行っている。

目的

カヤバは、知多鋼業を完全子会社化することにより、以下のシナジーを図る。

・相互連携によるサプライチェーン強靭化
・ノウハウの共有化によるコスト低減・品質向上
・相互連携による製品企画・開発
・知多鋼業グループの人材・ガバナンス体制強化
・意思決定の迅速化・簡素化

買付予定の株券等の数

株券等の種類 買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
普通株式 8,468,483(株) 5,276,700(株) -(株)

買付け等の期間

2025年1月下旬を目途に、30営業日を予定。

買付け等の価格

普通株式 1株につき、2,010円

買付代金(予定)

17,021,650,830円

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら