DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説

DAAAMO(ダーモ)は、2023年5月に「メディア・ビジネス・NFTの融合」を目指して設立された組織です。
テレビ関係者や放送作家、出版関係者、インフルエンサーなど、メディアに携わっている人々が集結し、画期的なコンテンツを生み出す事業を行っています。

本記事をお読みの方の中には、「DAAAMO」という言葉自体を初めて聞いたという方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回はDAAAMOの主要メンバーや事業内容、NFTなどについて詳しく解説します。

「テレビ業界などのメディアに携わっている人と人脈を築きたい」、「メディアと共に新しい企画を立ち上げたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

  1. DAAAMOとは?
  2. DAAAMOが展開する事業5選
  3. DAAAMOへの参加は鍵NFTが必須
  4. DAAAMOコインについて
  5. フジテレビとの共同プロジェクト2選
  6. 【まとめ】DAAAMOは各業界のメディアマンが集結したWeb3プロジェクト

DAAAMOとは?

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:DAAAMO
名称 DAAAMO(ダーモ)
発足日 2023年5月10日
代表 須平敦宣
運営会社 株式会社DAAAMO (旧 株式会社Media-X)

DAAAMO(ダーモ)とは、テレビ局員や、放送作家、広告業界、出版業界、インフルエンサーなどのメディアマンが集まった組織です。例えば、フジテレビ、日本テレビ、TBSなどのテレビ局員がメディアマンとして所属しています。

一つの業界にとどまらず、横の繋がりを大切にしたスタイルで、情報やアイデアを共有し、メディアの力で世界を変えていくことを掲げています。NFTとメディアを掛け合わせることで、新しいコンテンツを生み出すことが可能となりました。

DAAAMOに参加すると、メディアマンと繫がることができます。メディアマンと共に、NFTなどを活用した事業を立ち上げられるため、Web3事業をスムーズに展開できる可能性などが広がるでしょう。

須平氏含むDAAAMOの主要メンバーについて

DAAAMOの核となる主要メンバーとして以下の5名を紹介します。

・須平敦宣
・佐々木貴幸
・髙村純一
・五十嵐由人
・ババアリ梓晴

◆須平敦宣

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:DAAAMO
名前      須平 敦宣
役職 代表取締役
経歴 ・1971年生まれ。早稲田大学卒業。
・放送作家として28年ものキャリアを持ち、600本以上のテレビ番組に参加。
・2019年に株式会社ジヴェルニーを創業。
・2021年11月に株式会社Media-Xに組織変更。
・2023年5月に「DAAAMO」を設立。
・2024年6月に社名変更を実施し、株式会社DAAAMOの代表取締役に就任。

◆佐々木貴幸

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:X
名前      佐々木貴幸
役職 代表取締役・共同創業者
経歴 ・1990年1月、新日本プロレスリング株式会社勤務。
・1994年6月、株式会社ジャパンプロデュース勤務
・1996年5月1日、グローバル衛星放送株式会社で、編成部チーフプロデューサーとなる。
・1998年4月1日、株式会社グレイトビジョンの代表取締役となる。
・2003年2月26日、株式会社エンターテインメントビズの取締役CSOに就任。
・2007年1月1日、株式会社スパイスファクトリーでテレビプロデューサーとして活躍。
・2015年11月11日、株式会社X-Productの代表取締役に就任
・2021年11月8日より株式会社Media-X(現株式会社DAAAMO)の代表取締役およびDAAAMOの共同創業者となる。

◆髙村純一

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:Wantedly
名前      髙村純一
役職 共同創業者
経歴 ・2004年paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)に入社。国際化推進部部長、プロモーション戦略室室長を経て、TVCM制作責任者となる。
・2016年に株式会社CAMPFIRE取締役、
・2019年3月同社監査役就任。
・2019年6月にイジゲン社外取締役、
・2020年4月に同社取締役COOに就任。
・2020年9月にザイナスグループ執行役員、翌年2月に同社取締役に就任。
・2021年8月にマネーフォワードベンチャーパートナーズ HIRAC FUNDパートナーに就任。
・2022年9月に株式会社DAAAMOの共同創業者となる。
・2024年4月より、ピーエムジー株式会社の顧問を務める。

◆五十嵐由人

名前      五十嵐由人
役職 スーパーバイザー
経歴 ・1942年生まれ。
・1965年にダイクマ入社。わずか数年で営業責任者に上り詰め、その後ダイクマがイトーヨーカドーグループに買収されたのを機に、1974年退社。
・1975年に「アイワールド」を創業し、ディスカウントストア事業を展開する。
・年商400億円を達成するも、2002年に民事再生を申請。
・2013年に『天国と地獄を見た男~炎』を出版。
・2019年に「IWビリオネアクラブ」を設立し、これまでの人生体験を踏まえた人材育成を行う。

◆ババアリ梓晴

名前      ババアリ梓晴
役職 グローバルマーケター
経歴 ・2017年にモロッコから福島県の高校に編入。
・2019年にふくしま復興大使となる。
・2022年6月にヤスタグループ株式会社を創業。
・DAAAMOへ参画し、グローバルマーケターとして活躍。

DAAAMOが展開する事業5選

DAAAMOが展開しているNFT関連ビジネスを5つご紹介します。

・KING MAKER(キングメーカー)
・Md!!!uM(メディウム)
・THE GATE(ザ・ゲート)
・DAMDOM(ダムダム)
・AGENDA(アジェンダ)

それぞれ詳しく解説します。

KING MAKER(キングメーカー)

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:DAAAMO

「KING MAKER」は、2023年6月27日より始動した海外への事業展開を目的とした資金調達型NFTプロジェクトです。

中東やアフリカなど、新興国や発展途上国への事業展開を実施しています。NFTを通じて、資金調達を実施し、NFT購入者は事業への貢献度に応じて、報酬が付与される仕組みです。

現在は、以下、4つの地域でNFTプロジェクト等の事業展開を予定しています。

  1. カタール(中東)
  2. オマーン(中東)
  3. モーリタニア(アフリカ)
  4. インド(南アジア)

今後は、海洋事業や金の採掘、リサイクルなど多岐にわたる事業が展開される予定です。

Md!!!uM(メディウム)

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:DAAAMO

「Md!!!uM」は2023年8月より開始された、テレビ局や出版社、ラジオ局などと協力し、メディアの仕組みを再構築するプロジェクトです。メディア事業者と業務提携し、日本のメディアに革命を起こすことを目的として活動。

日本初の試みとして、通常はスポンサー企業が負担する番組の制作費を、NFTの一般販売を通じて集め、番組を制作します。第1弾の取り組みとして、2023年8月30日より、フジテレビと業務提携を締結しました。日本のテレビが誕生してから70年間変わらなかったスキームを打破していくことを目指しています。

また、中東・アフリカの各テレビ局向けに日本の番組の販売も計画。NFT購入者は、キー局の番組作りやコンテンツの世界展開などに参加することが可能です。

THE GATE(ザ・ゲート)

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:DAAAMO

「THE GATE」は、スポーツやアニメ、漫画といった各業界と協力し、日本のコンテンツを世界に広めるためのプロジェクトです。世界中のファン同士を繋げるためにNFTの販売などを行なっています。

2023年6月10日に、プロレス界を盛り上げていくことを目標とし、リリースした「初代タイガーマスクNFT」は555枚限定で、1枚0.03ETHで販売されました。一般販売から45秒で完売するほど、人気が高いプロジェクトです。

2023年9月11日には、一般社団法人日本プロ野球名球会とパートナーシップを締結し、コミュニティ参加人数10億人を目標に、野球のファンを繋げる取り組みとして、NFTを販売しています。

DAMDOM(ダムダム)

「DAMDOM」は、新しい形態のコンテンツ制作や販売を推進するプロジェクトです。

「みんなのテレビ CAMCOME」と業務提携し、NFTを活用してプロジェクトに必要な資金調達を行い、テレビ番組を制作していきます。制作した番組は、「スカパー!」や「RakutenTV」に設けられた専用チャンネル以外に、アジアや中東、アフリカ、南米、北米などへ販売される予定です。

DAMDOMの会員権NFTを購入した人は、番組の製作委員会への加入が可能です。 また、番組の著作権の一部を持つこともでき、番組から発生した収益の一部が分配されます。

現在、法的課題を解決するため、専門家と協議しながら事業を進めています。 今後の展開に注目が高まるプロジェクトです。

AGENDA(アジェンダ)

最後にご紹介する「AGENDA」は、日本が抱えるさまざまな社会課題を解決していくプロジェクトです。
こちらも今後正式にローンチされる予定です。

日本国内では、例えば、人口減少や少子高齢により、日本の寺社仏閣は参拝者の減少や、お寺を支える檀家の減少などの課題に直面しています。AGENDAではこうした社会課題を解決するべく準備を進めています。

具体的には、NFTを販売し、プロジェクトの支援者を募集します。資金調達を行い、メディアマンの経験を活かした、戦略的なプロモーションを実施することで、根本的な課題解決を目指します。

資金面でのサポートに加え、メディア発信によって注目を集めることができるのは、メディアマンギルドが集結するDAAAMOならではのプロジェクトと言えるでしょう。

DAAAMOへの参加は鍵NFTが必須

名称 DAAAMO KEY
発行総数 発行上限1,000枚
販売価格 100万円(税抜)
販売場所 ・「購入申請」ページから購入申請をする
・「 DAAAMO SALON LINE公式」にて、DAAAMO NFT購入希望と記入する
※OpenSeaページもありますが、2024年8月現在、出品中のDAAAMO NFTはありません。

DAAMO-KEY-NFTは、DAAAMO会員限定のコミュニティに必要なアイテムです。
このNFTを保有することで、コミュニティに所属する様々なメンバーとコミュニケーションを取ることができます。

NFTの種類は全8種。そのうち2024年8月までに4種類の550枚が販売されました。 今後も市場の状況に応じて、DAAAMO NFTの限定販売が予定されています。

NFT購入者には、主に以下の特典(ユーティリティー)があります。

・メディア関係者とチャットで交流
・メディア関係者へプレゼンや相談できる
・メディアマンやweb3関係者とのマッチング
・イベントへの参加
・カフェBAR「DAAAMO-BASE」の利用
・DAAAMOのNFTプロジェクトの優先購入権

DAAAMOコインについて

DAAAMOコインとは、2024年秋頃に海外の有名な暗号資産取引所で、上場が予定されている暗号資産です。
DAAAMOが取り組む、日本や中東、アフリカ、インドなどで行うプロジェクトで使用することが可能です。

2024年8月現在、DAAAMOコインは「DAAAMO」または「KINGMAKER」のNFT所有者にエアドロップされる予定です。NFTの購入時期や保有枚数に応じて、付与されるコイン枚数が決められています。

DAAAMO経済圏で流通されるコインのため、プロジェクトの成長にともなってコインの価格上昇が見込めるのが特徴です。

フジテレビとの共同プロジェクト2選

DAAAMOとは?主要メンバーや事業内容、NFTについて徹底解説
引用:PR TIMES

新たなビジネスモデルを創出する「Md!!!uM(メディウム)」のプロジェクトの一環として、2023年8月に、フジテレビと業務提携を締結しました。
中東やアフリカなどの海外にもネットワークを持つDAAAMOと、テレビ業界大手のフジテレビが協力し、多様な企画を実施していきます。

「DAAAMO×フジテレビ」はメディアの枠を超え、以下のようなメディアプロジェクトを展開していく予定です。

・NFTを活用した国内向けTV番組制作
・海外に向けた番組展開

NFTを活用した国内向けTV番組制作

NFTを販売して制作費を調達し、国内向けTV番組を制作します。 通常、番組の制作費はスポンサー企業が負担する仕組みですが、本プロジェクトはこの「既存の仕組み」を改革する取り組みです。

第一弾として2024年5月より、フジテレビのFODと地上波で「推しの木」という番組が放送開始されました。

NFT購入者は、FOD番組のエンドロールにNFT購入者の名前を出せたり、番組で使用した美術品を抽選でもらえたりする特典があります。フジテレビNFTは今後、販売予定です。NFTに関する知識がなくても、簡単にNFTを保有できる仕組みが準備されています。

海外に向けた番組展開

DAAAMOは中東・アフリカの財閥系企業と合弁会社を設立しました。現地企業を通じて、2024年に各国のテレビ局に向けて、日本の番組を販売する予定です。

中東諸国の人々は、日本の文化や伝統などに強い関心を持っているものの、日本を知る最適なコンテンツがありませんでした。今後は、日本をテーマにした番組を制作し、中東やアフリカを中心とした13億人に向けて発信していきます。

また、フジテレビの数多くの番組アーカイブを、中東やアフリカに販売する予定。今後はさらに政府と協力し、さまざまな事業を展開していきます。

【まとめ】DAAAMOは各業界のメディアマンが集結したWeb3プロジェクト

本記事では、DAAAMOの概要やNFTの詳細などについて解説しました。

DAAAMOはトップメディアマンと共に、「メディアの力で世界を変えていくこと」をミッションに掲げています。メディアのパワーや仕組みとNFTを通じて、日本や世界への社会貢献を目的としたプロジェクトを支援できる点が魅力的です。

本記事で紹介した内容以外にも、各プロジェクトを推進していくために、関連会社と業務提携を締結するなど、着々とプロジェクトの準備が始まっています。

まだ正式にローンチされていないプロジェクトも多数あるため、今後の動向にも引き続き注目していきましょう。