派遣社員の実稼動者数(月平均)が前年同期比103.3%となっていることが、日本人材派遣協会の労働者派遣事業統計調査で分かった。(文:日本人材ニュース編集部

人材派遣の実稼働者数は前年同期比103.3%

2024年4~6月期の派遣社員の実稼動者数(月平均)は前年同期比103.3%の42万1502人で、前四半期平均より3455人減となった。

派遣社員の実稼動者数の前年同期比を地域別に見ると、東北(99.1%)、北関東・甲信(95.8%)、北陸(99.6%)、中国(97.5%)、四国(97.9%)、九州(98.9%)で対前年同期比100%を下回った。

前年同期比100%を上回ったのは、北海道(102.0%)、南関東(104.9%)、東海(104.0%)、近畿(104.3%)だった。

業務別に見ると、情報処理システム開発(105.2%)、機器操作(102.6%)、財務(111.3%)、貿易(102.3%)、一般事務(103.2%)、営業(97.7%)、販売(93.1%)、製造(92.0%)、軽作業(108.1%)だった。

紹介予定派遣の実稼働者数(四半期平均)は前年同期比104.5%の3074人だった。

短期派遣(30日以内)の実労働者数(四半期平均)は前年同期比82.5%の7万9213人。

調査は、労働者派遣事業を行う全国の509事業所を対象に実施した。

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