Luup、西武HD子会社のブルーインキュベーション及び東急と資本業務提携

株式会社Luup(東京都千代田区)は、株式会社西武ホールディングス(9024)の連結子会社である株式会社ブルーインキュベーション(東京都豊島区)、及び、東急株式会社(9005)と、資本業務提携契約を締結した。

Luupは、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の提供を行っている。

ブルーインキュベーションは、インキュベーション事業、新規事業の企画開発、支援及び運営に関連する事業を行っている。

東急は、不動産賃貸業、不動産販売業、その他事業を行っている。

目的

西武グループと東急は、日本を代表する交通インフラ事業者として、それぞれが鉄道沿線の利便性向上、移動活性化による暮らしやすいまちづくりを推進している。

「鉄道」という移動インフラを、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」が、短距離で小回りの効く移動手段として補完することで、沿線価値を高めるまちづくりを目指す。

西武グループとLuup:資本業務提携の内容

①便利で自由な移動を企図し、西武線沿線やグループの施設におけるLUUPポートの設置拡大をおこなう。

②「LUUP for Community」(自治体・企業・団体などの地域コミュニティによるLUUPの運営が可能なサービス)を西武グループ関連エリアへ導入し、地域住民や観光客の移動手段の確保やまちの活性化に貢献する。また、LUUPの新しいモビリティも積極的に導入していく。

③さまざまな形で便利なサービスを創造し、地域コミュニティのオーナーが、魅力的でサステナブルに運営できるモデル開発も推進する。

東急とLuup:資本業務提携の内容

①両社の交通データの分析を通じて東急線沿線におけるポート設置戦略等を連携して策定し、東急線沿線や東急㈱グループ施設周辺など交通結節点となる場所へLUUPポートを設置し、顧客の利便性向上を図る。

②両社のリソースを有効活用し、LUUPのオペレーションなど、事業の相互的な効率化を推進する。

③東急線沿線のLUUPポートを多機能化し(例:防災拠点としての機能搭載など)、沿線価値を高めるまちづくりを目指す。

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(提供:日本M&Aセンター

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