newmo株式会社(東京都港区)は、大阪市域を中心にタクシー事業を展開する株式会社未来都(みらいと)(大阪府守口市)を買収した。
newmoは、ライドシェア事業を運営している。2025年度中に「全国主要地域での展開」「タクシー車両数3,000台」「ドライバー数1万人」を目指している。
未来都は、60年以上にわたり地域密着でサービスを提供する大阪のタクシー会社。
働き手不足や移動難民の課題が深刻化していく中、タクシー事業のDX推進、経営基盤の強化、日本版ライドシェアへの参入等の想いが一致したことから、newmoグループが未来都の経営権を取得することとなった。なお、取得価額については非開示。
今回の株式取得により、newmoグループの保有タクシー車両数は646台(内訳:岸交 40台、未来都 606台)となり、大阪府内のタクシー事業者として5位の規模となる。
newmoは、今後も積極的な事業拡大を進め、大阪エリアのみならず、全国でタクシー事業者との資本提携およびIT技術を活用したタクシー会社の経営効率化、人材採用などの投資を進めるとしている。
(提供:日本M&Aセンター)