メタウォーター株式会社(9551)は、株式会社プラントフォーム(新潟県長岡市)の株式を第三者割当増資により取得する。
メタウォーターは、浄水場・下水処理場をはじめとする設備などの機器類の設計・建設、及び各種サービスの提供を行っている。
プラントフォームは、魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」を展開。
アクアポニックスは、下水処理場の未利用地の有効利用、余剰エネルギーの利活用という観点だけでなく、国内の農業と水産業が抱えている、高齢化と若手の担い手不足という喫緊の課題を同時に解決している新しい農業の手法とされている。
本件により、メタウォーターは、今後新たな産業と雇用創出を実現することが可能なアクアポニックスを、多様化する上下水道事業体のニーズに応えるための新たなソリューションとして展開を目指す。また、プラントフォーム社は、2019年に国内で最大規模となるアクアポニックスプラントを建設し、アクアポニックスシステムによる植物の大量生産を実現することで、2030年までに国内の有機栽培市場を欧州並みの10倍へと市場拡大を目指す。
(提供:日本M&Aセンター)